生徒の声
  合格体験記

 

福島大学 人文社会学群 行政政策学類

 

 私は、福島大学人文社会学群行政政策学類に公募推薦で合格しました。

 一般選抜ではなく公募推薦で受かれば楽だと考え、公募を受けたのですが、対策は思ったよりも長く、内容も脳みそを使って考えることばかりなので、疲れます。そして、公募推薦を受けるとなると2ヶ月くらい、その対策で時間をとられてしまうので、一般選抜の勉強はほとんどできません。2ヶ月も一般選抜の勉強をしないと相当頭が悪くなります。そのため、公募推薦を受けるときは、受験機会を増やすというような考えではなく、公募推薦で受かるくらいの意気込みで臨むことをオススメします。

 そして本題の推薦対策についてです。私から言える推薦対策のポイントは3つです。1つ目のポイントは、担当の先生に添削をお願いすることです。加えて担当の先生が話したことは即メモを取ることをオススメします。私の場合、志望理由書や小論文の書き方が全くわからず、担当の樋口先生に何度も書き直しさせられました。正直、自信満々に書いたことを、何度も否定されるため、精神的に大分追い詰められます。ここでポイント2つ目です。それは毎日、担当の先生のところに添削をお願いするということです。精神的につらくなると思いますが、耐えてください。この時も毎日忘れず、メモを取ってください。そして3つ目です。メモしたことを整理してください。すると、そのメモで文章ができあがります。私自身、志望理由書は、ほとんど先生の言ったことを参考にして書きました。小論文に関しても、教えていただいた手段に従えば失敗することはありません。

 そして推薦対策でやってはいけないことが何点かあります。1つは遠慮することです。他にも推薦入試を受験する人がいて、自分ばかり添削してもらって申し訳ない気持ちになることがあると思いますが、推薦対策は本当に時間がないので遠慮していると周りから置いていかれます。2点目は、自分の考えを否定されるのを怖がることです。たしかに何度も否定されるとつらいですが、これも1つ目と同じで怖いからと言って、1日空けてしまうと、その1日を後で後悔することになります。そのため、2つ目のポイントの毎日行くというのを私はオススメします。

 勉強の習慣や効率の良いやり方などは、他の人が書いてくれると思うので私は、添削してもらう時のポイントを、実体験を用いて書きました。今年、来年、推薦を受ける人の参考になってくれれば、うれしいです。

 

 

 

宮城教育大学 特別支援教育教員養成課程視覚障害教育コース

 

 私から人生について、勉強について軽くお話ししましょう。堅くならず、リラックスしながら読んでください。現役高校生の皆さん、高校生活含め今後の人生を楽しんで悔いの残らぬ日々を過ごしてください。知っているとは思いますが、人生はあっという間です。いつの間にか一日、一週間と時間は止まることなく流れていきます。今、この文章を読んでいる皆さんは充実した人生を送れているでしょうか? 辛いこと、苦しいことなど大変なことも多いと思いますが、その中に少しでも幸せがあり充実な人生をおくれることを私は願っています。「仲間と推し」、いわば共に切磋琢磨する仲間や自分を鼓舞するための推しを大切にしてください(ここでの推しは人によってゲームや映画、LIVE、など様々な物や人に置き換わる)。これらは高校だけでなく、今後の人生においても大切な物です。本当に大切にしてください(変にトラブルを避けるためにも仲間や友人はよく見極めて、自分に合う信頼できる人を見つけてください)。当然ですが、自分自身のことや自分の目標や理想像も大切にしてください。私の座右の銘は「生きる理由があるから今日があり明日がある」です。生きる、頑張る、これらは人によって理由や考えは異なりますが、私は自分が誰かの力になれれば、と考えることで頑張り、そして、生きることができています。私は自分の事が好きではありませんでしたが、今では普通です。深い話になり、申し訳ありません。ただ、色々と思い悩むこともあると思いますが、皆さんには頑張ってほしい、ただそれだけです。

さて、ここからは勉強や受験に向けてのアドバイスです。ここまで読んだ方、とりあえず人から言われた良い勉強法ばかりしていませんか? 参考書も良いといわれるのばかり買ったりしていませんか?まずは自分のやり方、自分のもっているもので目の前の事に全力で取り組んでください。初めから良い(応用レベルの)参考書でスタートしたって基礎がなければ使えません。高いスポーツグッズを揃えたとして、基礎的な方法を知らなければ技術が向上しないのと同じです。まずは、授業や課題にしっかり取り組み、基礎をしっかり固めてください。その上で必要であれば、良い勉強法を試したり、参考書などを買ったりしてください。

 ここまで色々と話をしましたが、これらはあくまでアドバイスであり、個人的な意見です。頭の隅にでも置いておいてください。自分の道を決めるのは自分です。これからも頑張ってください。

 

 

 

宮城大学 看護学群 看護学科

 

 私が書くのは塾に通わず、参考書を買わない状態で、そこそこの大学に通う人向けの、合格体験記です。すっごく難しい大学を目指している人は読んでも参考にはならないと思います。

 

○1・2年の内にやること

  ・授業は寝ずに受ける

  ・欠席を少なく(看護は特に聞かれる可能性が高い)

  ・テストで全教科65点以上を目指す(出来れば80点以上)

  ・受験に向けて自分に合った勉強法を探す(一番長期記憶しておけるものがベスト)

  ・暇だったら生徒会や部長などをやってみる(内申点が上がります)

 

 まず、後で楽したいなら授業中は起きていましょう。基礎が出来なかったら、どこかしらで躓きます。いくら眠くても板書ぐらいは取りましょう。欠席日数は聞かれることもあると思うので、少しずつでも減らせるといいです。評定平均値は高い方が便利。自分に合った勉強法については自力で探してください。Youtubeなどで検索かけると出てくると思います。私はひたすら問題を解く方法が合ってました。参考にしてください。

 次に、勉強に一番大切なのはモチベーションです。何よりも大切です。15分やって駄目なら、その後も集中できないので勉強するのを止めましょう。時間を決めて好きなことをしてから、またやってみると良いと思います。そこで集中力が続く場合は、限界まで勉強しましょう。個人的にはタイマーなどで時間を決めてやらない方法が好きです。時間を制限しない代わりに、イヤホンで聞き慣れた音楽を流して学習し、勉強よりも音楽が気になり始めたら勉強を止めていました。参考にしてください。問題集は、問題と答えを丸暗記できるようになるまで別の物に変えなくて良いです。たくさん問題集を買って、一回ずつしかやらないのはシンプルに金が無駄なので止めましょう。

 最後に、受験が近くなってからこの文章を読む人がいるかわかりませんし、まずここまで読んでる人がいるのかも不明ですが、受験勉強が長引いてる人もいると思います。学校に来てる人が減って、何で勉強をしているのかが分からなくて、しんどい時もあるかもしれません。その時は、これ以上今から受験先を探したくないという心持ちで勉強すると身が入ります。ご指導いただいた先生方、支えてくれた友人に感謝の言葉を送ります。ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! みんな勉強頑張ってね。

 

 

 

東北学院大学 教養学部 人間科学科

 

私は東北学院大学の教養学部人間科学科に合格しました。

 私は受験勉強を通して、自分に合った勉強法を見つけることが大事だと思いました。私の受験科目は暗記がほとんどでした。私は几帳面なのかもしれませんが、単語帳や参考書を進める時は少し分からないことや気になることがあるといちいち調べて、理解できるまでじっくり読み進めていました。その時はしっかり覚えられたような気でいましたが、時間が経ってからもう一度確認すると大半は忘れていました。それだけでなく、なかなか新しい情報を取り入れることができないため、圧倒的な知識不足の状態にありました。この状態で模試を受けると、知っていたら簡単に答えられそうな問題でも太刀打ちできませんでした。しばらくの間、模試の判定は低迷していて「勉強しているのにどうして」と落ち込みました。このままではいけないと思い、インターネットや勉強系ユーチューバーの投稿を頼りにしました。そこで私は、効率よく暗記できる勉強法に出会うことができました。少し紹介したいと思います。よく言われていたことは、一回で完璧に覚えようとせずに何回も繰り返していくことで記憶に定着していくということでした。一回目はわからなくてもとりあえず最後まで目を通して、ざっと全体を把握する。そして二週、三週と繰り返していく。一周するペースを上げて、短期間で繰り返し復習することが大事だということでした。

それから私は、英単語を覚える時は、赤シートで隠してサクサク進めるようにしました。すぐに意味が出てこないときは、悩まずに答えを見るようにして、1パートを繰り返す頻度を上げました。家では声に出して覚えていきました。発音がわからないときは、単語帳に対応したアプリで音声を確認しながら進めました。政治・経済では、参考書を一周した後は、章やパートで区切りをつけて声に出して繰り返しました。私は、眠くなってしまわないようによく声に出していました。この方法を意識してから、パッと単語やキーワードが思い浮かぶようになったことを実感しました。少し時間が経っても大体のことを覚えていることができました。今、自分は暗記が苦手だと苦しんでいる方は、能力がないのではなくて覚えたい事に触れる機会が少ないだけかもしれません。落ち込まないでください。繰り返すことで、脳は必要な情報だと判断して記憶に残すそうですよ。ぜひ試してみてください。

 

 

 

石巻赤十字看護専門学校

 

私は石巻赤十字看護専門学校に公募推薦で合格することができました。もともと私は看護師にあこがれを抱いていたのですが、ふれあい看護体験などを通して看護師になりたいと強く思うようになりました。また、災害時の救助活動にも興味があり、看護師になった際には医療で人々を助けられるようになりたいと思い、災害看護に力を入れている赤十字の看護学校で学びたいと思いました。しかし、一番の決め手となったのはオープンキャンパスの印象です。1年次の頃から様々な学校のオープンキャンパスに参加していましたが、一番ピンときたのがここでした。先生や生徒の方々の話を聞いたり施設の見学をしたりして、ここで学びたいと強く思ったので、この石巻赤十字看護専門学校を目指しました。

 私が学校生活でやっておいてよかったことが四つあります。一つ目は定期テストにまじめに取り組むことです。評定5を目標にして1年生の頃からコツコツと勉強していたので、最終評定で目標を達成出来たので良かったです。評定は推薦を考えている人は特に重要です。評定○,○以上などのボーダーラインがあったり、指定校推薦で複数人希望者がいる場合に評定で査定されたりするので、評定が良いに越したことはないです。二つ目は、生徒会や部長を務めたり、アメリカ短期研修やボランティア活動に積極的に参加したりしていたことです。それぞれにきちんと取り組むのはとても大変でしたが、周囲の協力のおかげで様々な体験ができました。これらは話のネタにもなるので、何でも良いので様々なことに挑戦しておくと良いです。三つ目はふれあい看護体験に参加したことです。看護系に進みたいと考えている人は体験しておくべきです。実際の看護の現場を現役の看護師の方から教えていただけます。行けばたくさん学ぶことがあるのでぜひ参加して下さい。四つ目は新宿セミナーに通ったことです。看護模試を受けている人なら分かると思いますが、看護系の大学や専門学校の塾です。より詳しい情報を得たいと思い、夏休みの間だけ通いました。国数英の講座を受講し、その他面接やグループディスカッションの練習をも早い段階時期から出来たので良かったです。私の場合、塾に通う選択をしましたが、どの方法でも良いのでとにかく情報を集めることが、自分の自信にもつながるので大切だと思います。頑張って下さい。

 

 

 

大河原町役場

 

私は大河原町職員採用試験を受験し、採用していただくことが出来ました。

 1年生の頃から公務員志望だったので、講習には初めから参加しました。公務員試験には少し特殊な問題が出題されるので、初めは少し不安でしたが、同じ公務員を目指す仲間と一緒に少しずつ頑張りました。

私が本格的に公務員の勉強を始めたのは、2年次の12月頃でした。具体的には、模試の過去問をたくさん解いたり、問題集を何度も解いたりしました。それまではあまり気にしていなかったのですが、模試の判定がとても悪く、第1志望合格にはほど遠かったので、1日2時間以上勉強することを目標に、日々努力しました。             

そんな中、去年は新型コロナウイルスの流行によって学校は長期休業となり、私自身も大きく影響を受けました。受験対策は大幅に遅れ、私は今、何をするべきなのか分からなくもなりました。しかし、そのような思いをしているのはもちろん私だけではなかったので、しっかり気持ちを切り替えて勉強に励みました。

 「面接はやればやるだけ上手くなる」と公務員講習の先生がおっしゃっていたので、私はたくさんの先生方に面接練習をお願いしました。先生方はしっかり良い点と悪い点を指摘してくださったので、どこを修正すれば良いのかが明確で、確実に力を付けることが出来ました。面接シートも添削してもらい、15回ほど書き直しをしましたが、より素晴らしいものを提出することが出来ました。

 受験はなかなか模試の点数が上がらなかったり、部活動との両立が難しかったりと困難な部分もありますが、決して1人ではありません。私自身も支えてくれた家族や友達、先生方がいてくれたからこそ、合格することが出来ました。辛いときは仲間と協力し合い、最後まで諦めずに努力すればきっと合格できます。講習には積極的に参加し、分からない問題は解くことが出来るようになるまで何度でもチャレンジしましょう。周りの方々への感謝を忘れずに、自分のベストを尽くしてください。夢を叶えられるように頑張ってください。心から応援しています。

 

 

 

医療法人金上仁友会

 

 私は、医療法人金上仁友会を受験し、内定をいただきました。晴れて、4月から介護の現場に勤務することになります。私は、3年次の春(臨時休校後)に大学進学から就職へと進路希望を変更しました。他の就職希望者に比べ遅れをとっていたため、最初は知識の差がありましたが、先生からいただいたワーク等を用いて、少しずつその差を埋めていきました。

 私がこの職場を選んだ理由の1つに、「介護士になる夢を諦めたくない」という思いがありました。介護の仕事は、専門学校や大学で学び、資格を取得してから働き始める方が 知識・技術的にも、ゆとりを持って働けます。高卒のみの学力で介護の現場に立つことに不安はありましたが、働きながら勉強し、資格を取得する道を選びました。

 受験勉強として主に私が行ったことは、面接練習です。受験の1ヶ月ほど前から、面接ノートを作り始めました。いくつか想定される質問と、自分の答えを箇条書きし、それらをスムーズに自分の言葉で発表できるように暗記しました。想定していない質問をされても、落ち着いて答えられるように、何回も練習をしたほうが良いと思います。

 作文は担当の先生に添削をしていただきました。授業で作文を書く機会が多かったため受験対策ではそれほど多く書いていませんでした。時間を計りながら文章を書き、少しずつ短時間で書けるように練習すると効果的です。文章を書くことが苦手な人は、早めの段階から読書をしておくと良いです。

 受験時は友人や先生方からの支えや応援の有り難さを特に感じました。勉強をすることが精神的にも難しくなり、自分の進路を投げやりに考えてしまいそうになったときに、友人や先生方から温かい言葉をいただき、進路を前向きに考えることができました。受験は団体戦といいますが、本当にその通りだと思います。

小さな積み重ねで築いた知識は、後に大きな土台となって必ず役立つ時が来ます。どんなに辛くても、最後まで夢を諦めないでください。

 最後に、皆さんの進路達成を応援しています。